無職 vs TOEFLibt
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わけあってTOEFLibtを受けたので、所見とか注意点をかきのこします。
今回の記事に面白みはない。
1.TOEFLibtはまず何?
Test of English as a Foreign Languageの略で、名前の通り英語学習者のためのテスト。
留学するに足る英語力があるか?を測るのが主な目的で、問題の傾向もそれに倣っている。
リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能すべてが要求されるのでこれで高得点が取れるならどこ行ってもOK!留学行けドンドン行け!みたいなテストである。
以下、各セクションについて解説する。
2.リーディング
700語くらいの文章を読んで選択式の問題に答えていく。
1つの大問につき小問が14問くらいで、全体で大問が3~4つある。
解答時間は大問あたり20分。
文章の難易度はそこまで高くない。センターより難しいが国立二次よりは易しい。
……と書いてもメイン読者層に届かないので比喩を使う。
中型犬と殴り合う俺を想像してくれればよい。
▲一般的な中型犬のイメージ
普段ライオン狩りの訓練をしている手前、おれは理論上満点とれるはずだが問屋だ。
①内容がやたらアカデミック
前述のとおりTOEFLは留学の資格を示すためのテストだ。
そのため読まされる内容も大学の講義で出るようなものになる。
おれが受けた回ではメキシコの芸術史とか読まされた。
その分日常生活レベルを逸脱した語彙が登場することも多く、予備知識の有無が読解精度に大きく関与することになる。
この対策として、中学~高校レベルの知識を英語で入れ直すべき!とか言ってるサイトもあるが……時間が無限にある人なら有効である。
②時間がない
中型犬を倒す自身のある、腕っこきの読者もいるだろう。
しかし4匹連続で、時間制限もある中ではどうだろうか?
実際のところ1文20分の縛りはかなり忙しく、かといって斜め読みすると誤答フェスティバルで死ぬ。柴犬にビーフジャーキーを与えたことがある諸君は、やつらの咀嚼速度をご存知だろう。
③テキストに書き込めない
これが正直一番つらい。
TOEFLの問題はすべてパソコンに表示され、解答も専用ソフト経由でやる。
アッ固有名詞出てきた!〇で囲って見返しやすくしよう!みたいな狡い手が封印され、余計に解答時間を消耗するはめになる。そうしてる間にも柴犬はビーフジャーキーを咀嚼していき……
3.リスニング
無理。
大学の講義や教師との会話なんかを聞いて、問題に答える。
音声は最長5分くらいで、その間に要点をメモっていく。
メモ用の筆記具は支給されるのでごあんしんだ。
これはもうほんとに無理だった。小学4年生のとき、南国の海中でゲロ吐いたら大型魚がついばみに突進してきたことがあって、それを思い出した。突進する南国魚=英語音声に対して俺は無力であり、ハナクソの数値化みたいな点数をとった。
4.スピーキング
「身近な話題に関して自分の意見を言う」問題と、
「文章を読み、それに関する会話を聞いて要約する」問題がある。
俺のリスニング力は海中ゲロ小学生であり、とっさに英語を喋れもしないのでオレオマエトモダチ並みの構文になった。それでもリスニングの倍くらい点が取れたので、とりあえず声を出しておけばなんとかなるのかもしれない。
5.ライティング
これが一番できた。
スピーキングと同じく、完全に好き勝手書く問題と複合型問題があり、どちらも250語くらいの英文を書く必要がある。
「わたしはこうだとおもいます。りゆう3つあります。まずは~」みたいな文章が書ければ十分で、リーディングに比べると随分人道的な制限時間なので比較的ゆとりがあった。
6.その他注意
①身分証明書を確保せよ
国際的に通用するスコアを発行するテストなだけあって、身分証明などのセキュリティはやたら厳しい。パスポートや免許証など顔写真と現住所が同時に書かれた、オフィシャルなものが必須である。
しっかり有効期限内である必要があり、俺は泣きながらパスポート再発行手続きをした。
②日程にゆとりを持て
TOEFLの会場は案外少ない。
スコアを提出せにゃならんかった俺は大急ぎで受験する必要があり、泣きながら始発に乗って宇都宮に行った。当然都内にも会場はあり、2ヶ月くらい前に受験手続を済ませてばよりどりみどりだったろう。
デッドラインでサーフィンしたがる人間はこういうところで地獄を見る。
一通り話したけど
DUOくんなんかいいたいことある?
なんだこいつ…
(おしまい)